『遊戯哲学博物誌』

「遊戯」をキーワードとする哲学の本、『遊戯哲学博物誌』を刊行しました。ホイジンガ、カイヨワといった「遊びの哲学」の系譜を受け継ぎながら、より広大な眺望を開きます。

A5版、240ページ、1760円(税別)
著者はヴィトゲンシュタイン『論理哲学論考』の翻訳や解説を哲学を書くための「練習」としながら、15年の集大成として本書を完成させました。

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<帯、推薦>
「本書は、斬新な世界像を提示する哲学の正統な後継である。軽やかな戯れと、実に真剣な世界探訪の精神がともに根底に流れている。」──廣野喜幸(東京大学教授 科学史・科学哲学)

出版社による紹介文

この本は、「遊戯」をキーワードとして哲学の全体を一から再構築する。古代ギリシア哲学を中心に西洋思想の伝統を受け継ぎ、「世界」と「倫理」という二大テーマについて思考する。その回りに論理、言葉、幸福、生命、共同体といったテーマを配置していく。全編には古今東西のさまざまなエピソードが「博物誌」として散りばめられ、それらを足がかりに新しい概念が導かれる。そうして「なにもかも遊び戯れている」世界像を描き上げることで、喜びと肯定的な気分を溢れさせる。愉しい教養をもとに自由自在な境地を示す知の冒険へ出かけよう!

<この世界の見取図を描く全43章>
目次

【あ】遊戯、哲学、博物誌について
【い】遊戯について 
【う】Lebenspiel について 
【え】精神について 
【お】配置について 
【か】親和力について 
【き】オーラについて 
【く】存在について 
【け】記憶について 
【こ】宇宙の塵とひとりのひとについて
【さ】表現について 
【し】展開について 
【す】知の営みについて 
【せ】思考について 
【そ】論理について 
【た】物語について 
【ち】運命について 
【つ】真理について 
【て】言葉について 
【と】意味について 
【な】概念について 
【に】理念について 
【ぬ】幸福について 
【ね】自由について 
【の】倫理について 
【は】善く生きることについて 
【ひ】人間について 
【ふ】愚かさの混沌について 
【へ】徳について 
【ほ】身体について 
【ま】生命のリズムについて 
【み】生態系について 
【む】肯定と否定について 
【め】多様性、複雑系、生成変化 
【も】共同体について 
【や】文化について 
【ゆ】モナドについて 
【よ】制度について 
【ら】資本主義、帝国主義、全体主義 
【り】伝統、作品、普遍性 
【る】友情について 
【れ】パラドックスについて 
【ろ】不思議について 

本文

ブログで連載中の企画。著者によるかんたんな解説と、書き終えての感想など!


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