2017年8月29日火曜日

くすみ書房の書棚を再現する


くすみ書房は、札幌で長年愛されたユニークな書店であり、2015年6月に惜しまれながら閉店しました。

2017年8月28日月曜日

【読書会】本のカフェ第41回@東京、恵比寿


日時:2017年9月30日(土) 16時〜18時(15時40分から喫茶スペースで受付開始)
場所:カフェ カルフール の ギャラリールーム(JR恵比寿駅、徒歩3分)
定員:10名 
参加費:1000円+ワンドリンク(珈琲、紅茶、ハーブティーほか)
    * 25歳以下の方、ワンドリンクのみ。

〜このイベントは終了しました〜

本のカフェは、本の紹介を通じて交流する読書会です。初参加の方も歓迎します♪ 今回は、「特集」や「テーマ」はありません。オールジャンルOKです。

2017年8月24日木曜日

雨と木曜日(141)

2017.8.24.

友人の出版した話題書といっしょに

木曜日更新のエッセイ。
今回は、auショップ * タルコフスキー『ローラーとバイオリン』* 禅問答?と哲学書。

2017年8月21日月曜日

『遊戯哲学博物誌』8月30日発売

新刊の哲学書、『遊戯哲学博物誌:なにもかも遊び戯れている』Amazonや実店舗で発売開始されました。哲学に関心のある方、そして哲学から離れられない方のもとに届いたらうれしく感じます。


240ページ、1760円(税別)はるかぜ書房

〜・〜・〜・〜・〜・〜・〜
出版社の紹介文より

この本は、「遊戯」をキーワードとして哲学の全体を一から再構築する。古代ギリシア哲学を中心に西洋思想の伝統を受け継ぎ、「世界」と「倫理」という二大テーマについて思考する。その回りに論理、言葉、幸福、生命、共同体といったテーマを配置していく。

全編には古今東西のさまざまなエピソードが「博物誌」として散りばめられ、それらを足がかりに新しい概念が導かれる。そうして「なにもかも遊び戯れている」世界像を描き上げることで、喜びと肯定的な気分を溢れさせる。

愉しい教養をもとに自由自在な境地を示す知の冒険へ出かけよう!

目次
本文
参考文献

<帯、推薦>
本書は、斬新な世界像を提示する哲学の正統な後継である。軽やかな戯れと、実に真剣な世界探訪の精神がともに根底に流れている。」ーー廣野喜幸(東京大学教授 科学史・科学哲学)

<この世界の見取図を描く全43章>
目次

【あ】遊戯、哲学、博物誌について
【い】遊戯について 
【う】Lebenspiel について 
【え】精神について 
【お】配置について 
【か】親和力について 
【き】オーラについて 
【く】存在について 
【け】記憶について 
【こ】宇宙の塵とひとりのひとについて
【さ】表現について 
【し】展開について 
【す】知の営みについて 
【せ】思考について 
【そ】論理について 
【た】物語について 
【ち】運命について 
【つ】真理について 
【て】言葉について 
【と】意味について 
【な】概念について 
【に】理念について 
【ぬ】幸福について 
【ね】自由について 
【の】倫理について 
【は】善く生きることについて 
【ひ】人間について 
【ふ】愚かさの混沌について 
【へ】徳について 
【ほ】身体について 
【ま】生命のリズムについて 
【み】生態系について 
【む】肯定と否定について 
【め】多様性、複雑系、生成変化 
【も】共同体について 
【や】文化について 
【ゆ】モナドについて 
【よ】制度について 
【ら】資本主義、帝国主義、全体主義 
【り】伝統、作品、普遍性 
【る】友情について 
【れ】パラドックスについて 
【ろ】不思議について 

文章はおおむねやわらかく、易しい言葉で書いています。章や節ごとに話題も色々あるので、ぱらぱらめくって楽しんでいただけたら、それもうれしいです。

2017年8月20日日曜日

ノスタルジアーー原郷喪失

A.タルコフスキーの『ノスタルジア』を観た。ずっと気になっていた作品。

2017年8月17日木曜日

雨と木曜日(140)

2017.8.17.

六本木の公園

木曜日更新のエッセイ。
本の出版準備 * 博論をもらった友人 * 末井昭『自殺』。

2017年8月8日火曜日

『遊戯哲学博物誌』の刊行に寄せて

新刊『遊戯哲学博物誌』9月上旬刊行。
CMを本の制作陣が作ってくれました!


それから、制作に携わった方からこんなご感想をいただきました。

〜〜〜〜〜〜〜

 木村洋平著『遊戯哲学博物誌』の印刷データを印刷会社に入稿しました。この本に出会えたこと、うちで扱うことを神に感謝したくなります。二十年前にこうした本を読めば人生がかわっていたでしょうし、せめて十年前に読んでいたら、と思うこともあります。

 この世界はどうなっているのか、人は何のためにいきるのか、といった私が幼い頃に封印してしまった問題に著者は真っ正面から答えをだします。明晰かつ詩的な言葉で。古代ギリシアから現代までの思想を俯瞰した著者が、自らの頭で解釈して表現した世界の見取り図です。これを読めば、私たちは自由に旅ができるようになります。

 すべての世のありようを遊戯として捉える姿勢、そして肯定的な世界観に驚きます。娘に読ませたい本をつくる、という目標に一歩近づきました。発売まで何があるか分からないので、あまり浮かれることなく、事故があっても対処する準備もしながら過ごしています。願わくば、この夏(発売日まで)が一瞬で過ぎ去ることを。

〜〜〜〜〜〜〜

原稿をきっかけに良い関係を築き、理解ある方々と仕事ができるのは出版の喜びのひとつです。

そういえば、読書会「本のカフェ」も秋には再開したいと思っています。本ともども、よろしくお願いいたします。

木村洋平

『幸福はどこにある』ーー精神科医のレッスン

伽鹿舎(かじかしゃ)による復刊で話題の『幸福はどこにある』を読みました。

2017年8月3日木曜日

アカデミックとその外

雨と木曜日(139)に代えて。友人との話から考える、アカデミックな世界とその外での経験。


先日、友人の博士論文の公開審査会に行ってきた。緊張の強い応対がなされ、3時間ののちに合格が発表されたときは我がことのように嬉しくなった。いつの間にか感情移入していたのだ。(笑)