2016年8月24日水曜日

夜になると……


夜になると、とりわけ夕ご飯をテーブルに並べたとき、ほっとする。それは、一日のタスクをこなした充足感や、駆け抜けた余韻であるよりも、むしろ、一人旅の途上で、寝る場所を確保したひとときのようだ。

一日を無事に過ごすことを貴重だと感じる。小学生のときには、考えもしなかった。無我夢中で駆け抜けた二十代の頃にも。