2016年2月4日木曜日

雨と木曜日(72)

2016.2.4.

今回は、ピクルス〜キャラメル・マキアート〜フィンランドのアラビア手帖。


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去年の12月頃から自家製ピクルスを作っている。ひとに勧められてなんとなく始めたので、レシピも口伝で、分量はいい加減だ。その分、毎回、どんな味になるか、自分のさじ加減と舌で確かめながら、あれこれ試している。いまのところ、具材の定番は、セロリ、たまねぎ、パプリカ(カラーピーマンも可)、プチトマト、えのき、しょうが、にんにく。これに塩、胡椒、砂糖、オリーブオイルを加えて、酢に漬ける。見た目も楽しい。

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今夜、キャラメル・マキアートを飲んだ。ずいぶん長い間、甘いコーヒー系ドリンクを飲んでこなかった。そういえば、二十歳の頃にスタバで飲んだキャラメル・マキアートがかなり甘くて、まいってしまった記憶がある。そんなことが懐かしいのも、基本的にはホット、ブラック以外の珈琲を飲まなくなったからだ。ああ、カプチーノはときどき飲むけれど、甘くはないね。けれども、今夜のキャラメル・マキアート、なかなかおいしかったよ。

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フィンランドの会社、アラビアのたしか140周年を記念して出版された本。これまでの社史をかんたんにふり返りつつ、カラーで作家さんとその作品を見開きごとに紹介。次々と、個性ある模様が描かれた陶器たちが登場。19世紀末、アール・ヌーヴォーの影響を受けた花柄模様と幾何学模様。アラビアと言えば、ムーミンマグがとりわけ有名だが、あれは1990年に再び作り始められたのだね。その前は50年代にトーベ・ヤンソンが描いていたとか。


【書誌情報】
フィンランドのアラビア手帖、パイ・インターナショナル、2013