2015年9月3日木曜日

雨と木曜日(61)

2015.9.3.


今回は、ゆく春俳句会〜謎の珈琲、帷子あらわる〜ペドロ・パラモ。


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「ゆく春俳句会」に所属して、俳句を続けている。毎月、「投句」をして七句くらい主宰に送ると添削されたり、選をされたりして本誌に載る。それが届く。さて、ホームページをリニューアルしよう、活性化しよう、ということになった。精力的な方がいらして、熱心に制作とマネジメントに努め、あっという間に完成させてくださった。Facebookページも、ということになり、こちらは僕が運営を主に務めている。web+俳句はどこへゆく?

ゆく春俳句会:http://haikumoment.org/
Facebookページ:https://www.facebook.com/haikumoment

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実家へ、珈琲豆を持って帰って来た。それが先週の「雨と木曜日」で書いた猿田彦で、煎りが浅めながらバランスが良かったのだが、そのうちなくなった。それで、我が家の珈琲やお茶の入っている戸棚をがさごそ調べたら、なんと「帷子珈琲」と書かれ、真空パッケージされた袋が出てきた。これは?と、淹れてみたらこっくりおいしい。しかし、家族はいつ誰からもらってそこにあるのか、わからないと言う。謎の帷子珈琲、横浜にあるそう。

帷子珈琲:http://katabira-coffee.com/

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『ペドロ・パラモ』という岩波文庫、メキシコ文学らしい。トークイベントでお世話になった本屋+雑貨+カフェのお店で、店長にお話を伺ったら、この本を絶賛されていた。文章は読みやすいのだが、時間軸が行ったり来たりする数十の場面からなる作品のようで、図を描きながら読まれたとか。推薦されて即決で買った。まだ読めていないのだが…。Solid&Liquidというお店、セレクトショップのような選書をいつも信頼しているから楽しみだ。


【書籍情報】
『ペドロ・パラモ』、フアン・ルルフォ作、杉山晃、増田義郎訳、岩波文庫、1992