2015年8月14日金曜日

【ご報告】リラックス ミュージック ナイト 2nd@札幌

日時:8月8日(土) 18:30〜21時
場所:詩とパンと珈琲 モンクール
定員:10名
参加費:2000円


前回、ご好評いただいた「リラックス ミュージック ナイト」の2回目を開きました。今回も、古楽器奏者の中村会子さんと古楽アンサンブル「ウィリディス」(Viridis)にご出演願いました。



後半は、モンクールさんのパンと珈琲、紅茶、それに持ち寄ったアルコールやおつまみを楽しむ、懇親会のようになりました。


演奏は前半の1時間半ほど。曲目はこのような感じでした。

1, Deus miserere / 7-8c モサラベ聖歌 / ア・カペラ

2, Dum Pater Familias / 12c 巡礼歌 / Vocal, Cytol

3, Madre de Deus / 聖母マリアの頌歌集 / Vocal, Cytol

4, Viridissima Virga / 11c ヒルデガルト・フォン・ビンゲン /  

  〜休憩〜

5, Polorum Regina / 14c モンセラートの朱い本 / Viridis, Harp 

6, Mariam matrem virginem / 同 / Viridis, アカペラ

7, Ay luna que reluzes / 16-7c 作者不詳 / Vocal, Harp

8, Constantia / 14c 作者不詳 / Recorder, Harp 

9, Gram piant'agli occhi / 14c F.Landini / Viridis アカペラ


*1番のモサラベ聖歌は、グレゴリオ聖歌より古い歌で、アラブ音楽の影響を受けながらイベリア半島で成立したもの、とのこと。


*2番、3番は「シトール」という、カタルーニャの古楽器を使った演奏。写真と動画を上げておきます。日本ではめずらしいものです。


*ほか、4,5,7,8,9の動画を上げます。ゆっくりとご鑑賞ください。

<ヒルデガルト・フォン・ビンゲン>

<モンセラートの朱い本より>

<ハープ弾き語り>

<Constantia>

<ランディーニ>

ご出演の中村会子さん、合わせて駆けつけてくださったウィリディスのおふたり、ほんとうにありがとうございました。素敵な演奏をみなで楽しめました。


その後は、ウィリディスのCDを即売、中世の「吟遊詩人」たちの図版入りの本を読むなどしながら、おしゃべりタイムへ。結局、23時頃まで盛り上がって、流れ解散のかたちになりました。

ウィリディスの三人?(写本より)
今回も大変お世話になったモンクールのオーナー、いろいろとお手伝いいただいたKさん、常連であれこれと気を配ってくださった参加者のUさん、Nさん、ご参加いただいたみなさまにも厚くお礼申し上げます。


主宰・文責:木村洋平
撮影:Kさん、木村、Norikof