2015年3月21日土曜日

【ご報告】パンと珈琲の古楽会(第2回)@札幌

2015.3.20.(金)19〜22時
詩とパンと珈琲 モンクール
参加:12名
1500円(パン・ドリンク込み)


珈琲や紅茶を飲みながら古楽の演奏を楽しみ、パンが提供されるなかでCD音源を使ったレクチャーを聞く。そんな「パンと珈琲の古楽会」を札幌で開催しました。




ご協力いただいたのは、バロック・コレギウム・サッポロ。札幌を中心に古楽の演奏会を企画・主催したり、自ら演奏される団体です。



今夜は、ヴィオラ・ダ・ガンバのFさんとのSさんにお越しいただきました。デュエットによるフレンチ・バロック中心のレパートリー。



みなさん、集中して聴き入っていました。なかには、古楽を聴くのは初めて、という方も3,4名、あまり詳しくないけれど、という方もそれなりにいらっしゃいました。



楽器の話から曲のお話まで、演奏の合間に解説もしてもらいました。このとき、ボイス・フルートを僕は初めて知りました。(主催者)


それから、パンが運び込まれ、みんなでわいわいがやがや。ちょっと落ち着いて、CD音源のレクチャーが始まります。充実した二時間ほど。のち、フリータイム。


今回、寄せられた感想は「古楽は初めてだったけれど、すごくよかった」「リコーダーの装飾のところは、見ているこちらの指がつりそうだった(笑)」など!


飲み物、パン、オリーブオイルにスープまで提供いただいたモンクールのオーナー、バロック・コレギウム・サッポロのお二方、お手伝いいただいた内村さん、お越しいただいたみなさん、応援してくれた古楽好きのみなさま、ありがとうございました。


主催:木村洋平
ご協力:モンクール、バロック・コレギウム・サッポロ、内村友紀(受付・サポート)
(敬称略)

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<演奏曲>
 Jacques-Martin Hotteterre(1674-1763): Le Plaintiff
オットテール:嘆く女 (横笛Ver)

 Anonymous: The Division Flute (1706) - Paul's Steepl
作者不詳:セント・ポール大聖堂の尖塔によるディヴィジョン

 Robert Carr (17c) : The Division Flute (1706) - Divisions on an 
Italian Ground
カー:イタリアン・グラウンドによるディヴィジョン

 Robert De Visée: (1650-1725) : Mascarade Rondeau
ド・ヴィゼ:マスカレード(ロンド)

 Francois Couperin (1668-1733) : Sarabande, grave et tendre
クープラン:サラバンド

 Turlough O'Carolan (1670-1738) : Jigg to the above
オ・カロラン:天へのジグ

 Jacques-Martin Hotteterre(1674-1763): Le Plaintiff
オットテール:嘆く女 (縦笛Ver)


<CDとレクチャー>
 Jean-Philippe Rameau (1683-1764) : Les Tendres Plaintes (Rondeau)
ラモー:やさしい訴え

  Marin Marais (1656-1728) : Suitte D'Un Gout Etranger - Le Badinage
マレ:戯れ

 Marin Marais (1656-1728) : Musette I & II
マレ:ミュゼット

 Andrea Falconieri (1585/86-1656): Folia
ファルコニエッリ:フォリア

 Jean-Baptiste Lully (1632-1687) : Marche Pour La Cérémonie Des Turcs
リュリ:トルコ人の儀式のための行進曲

 Marin Marais (1656-1728) : Sonnerie De Ste. Geneviève Du Mont-De-Paris
マレ:聖ジュヌヴィエーヴ寺院の鐘

 Antoine Forqueray(1671?-1745): Jupiter
フォルクレ:ジュピター