佐藤レイラさんの白い作品。黒〜灰色の描線は、版画で刷ったもの。
川口巧海さんの版画作品(「夜伽」)の一部を拡大。モチーフは月。精緻でかつ球体の迫力がある。
パズルのような数字ブロックとそこに腰掛ける羽ペンをもつ長髪の人物。上には翼。色味が少しずれた写真になってしまっていますが、黒の濃淡とその模様(色の薄い部分の模様)はとても撮り切れません。絶妙です。
楽譜は、ゴルトベルク変奏曲のアリア。版画で刷られるとなおいっそう美しい。手前はプラトン主義でしょうか、それとも作家に特有のモチーフとしてか、多面体が入れ子になっています。
高橋あおばさんの作品。これは膠石膏の独特の肌理。
ガラスの映り込みがありますが、紺色の空が広がり、そこに星が点描されている祭壇画のような四枚連作。蜜蝋クレヨンで描かれた質感が面白い。
奥の壁面に河合春香さんの大きな絵画。カラフルな抽象画ですが、これはその一部を拡大。
本の装丁も手がける松浦シオリさんのCG作品。パソコンで描いているというのに驚きました。藤の美しさも印象的。
もともと玉ねぎの倉庫だったという広々したギャラリー空間。喫茶スペースも落ち着き、そしておしゃれです。ゆったりとした時間を楽しめるでしょう。
「6色イリュミナシオン」展
期間:2014年 6月11日〜6月19日(火曜定休)
10:00〜18:00(最終日、17:00)
茶廊法邑 http://houmura.com/ (最寄り駅から最短ルートで行かれるためには地図を確認された方がよいです。DMがあれば、持って行くとよいでしょう。)